浜学園無料オープンテスト<H30年1月実施>

前回、日能研で初めて模試というものに挑戦した長女。

手応えがあったこともあり、本人の感想も上々。

hami3.hatenablog.com

 

日能研の全国テストは思考型の問題がメインだったので

もう少し習熟度寄りの公開テストを探したところ

関西では名が知れている浜学園の無料オープンテストを発見。

ちょうど関西方面に行く用事のある週末と日程が合ったので

10日前に弾丸で申し込みしました。

 

 

浜学園って?

中学受験を主とした学習塾で関西を中心に展開しています。

通信教育やeラーニングも取り入れており遠方でも通塾可能。

お子さん全員を東京大学理科Ⅲ類に合格させたとして有名な

佐藤亮子さんが子供達を浜学園に通わせていたようです。

(浜のWEBでは、特設ページもあります)

授業を行う講師と運営をするスタッフの分業制も特徴。

 

受験科目と時間、テストの内容は?

今回は塾外生が受けられる無料テストを受けることに。 

無料オープンテストは、国語と算数の二科目。

特に範囲は指定されません。時間はそれぞれ30分。

午前の部は10:30-11:50

午後の部は14:30-15:50(土)/ 13:30-14:50(日)

※土日どちらかの実施会場もあります。

 

申し込みから当日までの流れ

オンラインから最寄りの教室を探して申し込みます。

土日の2日間かけて開催することがほとんどのようなので

日程の調整がききやすいのはありがたい。

日能研は受験票は郵送でしたが、浜学園はオンラインで完結。

受付番号が送られてきて、当日受付に言うだけでOK。

受験日2日前には、リマインドメールが送られてきます。

 

保護者説明会

今回もテスト時間中に保護者向けの説明会があったので

せっかくだから出席してきました。

関西地域の中学受験情報が得られるかなと期待したのですが

基本的にはテスト内容と塾のシステムの紹介がメインで

淡々と事務スタッフが説明してくれるだけで物足りなかったです。

 

分業制のデメリットかなとも思うのですが、話を聞いても

事務的で、その先に生徒の顔が浮かばなかったのは残念。

日能研の方が、スタッフのクオリティは高いと感じました。

浜学園も教室によると思います、個人的な感想です)

f:id:hami3:20180221075741j:plain

 

テストはどんな感じ?

習熟度を計る、いわゆる“テスト”。

30分でやるにはなかなか問題の量と難度があり

学校では習わない解き方のテクニックなどもあったよう。

 

国語

B4サイズで3枚が問題、4枚目が解答用紙。

漢字、二字熟語、言葉の使い方、長文読解(説明文・物語文)

読解問題は、文章自体は長くありませんが

小3が読むにはなかなか読み応えのある文章でした。

小問としては24問。30分で捌くにはスピードが必要です。

 

算数

B4サイズで2枚が問題、3枚目が解答用紙。

計算、文章題、<時刻と時間、規則性、場合の数>

※全学年で計算と文章題はあるようです。<>は学年の習熟別

 

小問は16問ですが、規則性や場合の数などは

学校では教っていない問題もあったようで、

「手が付けられない問題が2つあった」

と娘もテスト後にぼやいていました。

 

娘の結果(点数・偏差値)

速報での結果

受験から4日後に、メールで点数が送られてきます。

この時点でわかるのは、本人の点数と平均点のみ。

娘の結果は以下の通り。

国語:92/100 (平均60.8)

算数:80/100 (平均73.1)

合計:172/200(平均133.9)

 

 

郵送での詳細結果

受験から10日後に、郵送で書類が届きます。

ここでやっと順位や偏差値がわかります。

 

今回の小3の受験総数は501人で、娘の順位は

国語:27位   / 算数:59位

偏差値は

国語:62.3 / 算数:60.5 / 合計:62.5

 

でした。日能研とは母数も違うので単純比較はできませんが

なんとなく、悔しい。

 

f:id:hami3:20180221074302j:plain

 

国語は漢字の1ミス。算数は解き方がわからなかった

と話していた2問に、プラス1問計算ミス。

この辺を見直していくと次回はだいぶ違うかな。

 

浜学園の学力診断テストを受ける意味

各設問ごとに細かく平均点や偏差値を出してくれるので

自分がどういう得点分布だったのかは一目でわかります。

習熟度に合わせた設題なので、定着度を見るには最適かと。

f:id:hami3:20180221074303j:plain

 

全体正答率もグラフで出してくれるので、

難問で間違えているのか、皆正解している設問で

自分が単純ミスしてしまったのかも一目瞭然。

f:id:hami3:20180221075806j:plain

また、問題の解説動画も無料で公開してくれるので

しっかり復習することができそうです。

 

浜では問題用紙も解答用紙も回収されてしまうため、

すぐに解けなかった問題を確認できなかったのは残念。

我が家だけかもですが、10日も経った後だと

また問題用紙広げて復習したりする気にならないので

できれば当日に問題用紙だけでももらえるといいな。

 

今後も受けるかどうか

 と言われると、無料オープンテストに関しては微妙です。

母数が少ないのと(日能研は5000以上、浜学園は500)

結局は塾生以外が受けるので本当の偏差値がわかりづらい。

なので、今後受けるとしたら塾生と一緒に受ける

有料の公開学力テスト(月1回実施)かなと思っています。